阿品土谷病院は、眼下に青く広がる瀬戸内海を臨む、長期療養型の病院です。214床が入院可能な中規模病院で、透析患者、心疾患などの内科の患者さんの治療を行っています。約170名の透析患者さんの治療が行われている透析センターやリハビリセンターも併設されています。ご高齢でさまざまな合併症をもち、日々の生活を送る上での日常的な動作が難しいADL(日常生活動作)の低下した患者さん, 認知機能の低下した患者さんが多く入院されています。
充実した毎日のためにその人にあった治療を
阿品土谷病院が何よりも大切にしているのは、患者さん自身がQOL(生活の質)を保ちながら満足できる治療を受けられることです。それぞれの患者さんが、その人にあった治療を受けることができているか。治療により充実した日々を穏やかに過ごすことができているか。
患者さんへのその様な想いを忘れず、全職員が一丸となって、治療に取り組んでいます。
地域医療への貢献
廿日市に位置する中規模病院として, JA広島総合病院などからの受け入れも行うなど、阿品土谷病院は周辺の地域医療への貢献も行っています。また、土谷総合病院のサテライト病院として、透析患者、循環器疾患患者を中心に引き受けており、合併症の治療などを連携して行っています。また、内科には消化器内科として2人の専門医を配し、胃ろうなどの手術も行うなど、地域の病院としての治療も提供しています。