The Japanese Society for Elderly Kidney Disease
第23回日本高齢者腎不全研究会を2025年7月26日(土)、27日(日)にTKPガーデンシティ広島駅前大橋において開催するにあたり、ご挨拶を申しあげます。
日本高齢者腎不全研究会は、高齢者の腎不全医療をCKD保存期から透析期までの医療・看護・介護を包括的に検討することを目的に設立されました。記念すべき第1回日本高齢者腎不全研究会は、2003年3月22日に東京で日本大学の故高橋進先生が当番幹事として開催され、日本高齢者腎不全研究会の現岡田一義代表世話人が記念講演において「本邦における終末期医療のあり方」をご講演されました。
当時の慢性腎臓病への関心は重症化予防、透析導入抑制、予後の改善に向けられていましたが、当研究会では当初より一貫して、慢性腎臓病の病態と人を、また終末期を見据えた医療の提供をしてきたことは前進的であったと思われます。以後、多職種で、高齢者腎不全患者の問題点を考え、多くの知見を皆様に発信してまいりました。
2022年、これまで年々増加し続けた透析患者数がついに減少に転じたとの報告がありました。著しく高齢化し、減少していく透析患者を目の当たりにし、高齢者腎不全医療はまた新しいステージに入ったと感じました。
今回のテーマは、これまで積み重ねてきた英知を再評価し、さらに前進した高齢者腎不全医療を発信するために「高齢者腎不全医療を徹底検証する」としました。ここでは、皆様とともに、各職種の専門性から見た高齢者腎不全医療の現状を再評価し、今後の具体的な治療目標を模索したいと考えています。
何卒ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
近年、異常気象が頻発しています。
2025年7月26日は40度を超える危険な夏日やも知れません。
皆様におかれましては、十分に体調を整え、ご参加くださるようお願いいたします。
末筆ではございますが、皆様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
敬具
2024年11月吉日
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※応募演題多数の場合、発表課題の採択は当番幹事にて行わせていただきます。ご了承ください。
演題募集要項については こちら からPDF形式でダウンロードすることもできます。
準備中
TKPガーデンシティ広島駅前大橋