Guidance of dialysis
透析室では透析治療(尿毒素の除去・除水)により血液循環量の減少が起こり、循環動態が不安定になりやすい状態になります。急変リスクの高い環境であるため急変時に適切な対応ができる技術が必要となります。そのため、2019年よりACLS委員会を立ち上げ患者の急変時に的確な対応が出来るように全スタッフへ救命指導を繰り返し行い、急変時に速やかに救急蘇生チームを結成できる知識と技術の取得を目指しています。
■2019年度
2019年度にACLS AHAガイドライン2010に沿って実施訓練内容を立案した。また、急変時の役割を明確化するために8つに分類し、役割分担カードを作成し急変時の対応がスムーズに行えるように勉強会を実施。
■2020年度
2020年AHAガイドラインの変更点をもとにCPRの基礎テストを施行し、その後グループごとに勉強会を実施。
■2021~2022年度
新型コロナウィルス感染症防止のため個別で勉強会を実施。
■2023~2024年度
急変時の対応について個別に勉強会を実施。