中島土谷クリニック

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透析のご案内

Guidance of dialysis

ACLS委員会

透析室では透析治療(尿毒素の除去・除水)により血液循環量の減少が起こり、循環動態が不安定になりやすい状態になります。急変リスクの高い環境であるため急変時に適切な対応ができる技術が必要となります。そのため、2019年よりACLS委員会を立ち上げ患者の急変時に的確な対応が出来るように全スタッフへ救命指導を繰り返し行い、急変時に速やかに救急蘇生チームを結成できる知識と技術の取得を目指しています。

活動内容

  • CPRスタッフの教育
    ACLS委員スタッフが医師と共に全スタッフへ心肺蘇生法(CPR)の実施を繰り返し行い急変時の役割を明確化する。
  • CPRの必要物品の整備・環境整備
    救急カートの物品管理(定数・期限チェック)。
  • ポスターの掲示
    ACLSについてのポスターを作成し月1回ごとに更新中。

活動報告

■2019年度

2019年度にACLS AHAガイドライン2010に沿って実施訓練内容を立案した。また、急変時の役割を明確化するために8つに分類し、役割分担カードを作成し急変時の対応がスムーズに行えるように勉強会を実施。

  • 胸骨圧迫係(心臓マッサージ):胸骨圧迫
  • 気道確保係(マスク):頭部後屈顎先挙上法で気道確保BVMの使用
  • 観察・記録係(記録):経過時間・時間計測
  • ルート確保・採血・投薬係(発見者):状態報告・人を集める・CPR指示・ルート確保・採血
  • モニター係:EKGモニター装着・AED装着
  • 外まわり1:医師への連絡・人員配置の確認と整理・気管挿管介助・吸引(Ns)
  • 外まわり2:周囲整備(CE)
  • カート係:必要な物品を準備・気管挿管準備

■2020年度

2020年AHAガイドラインの変更点をもとにCPRの基礎テストを施行し、その後グループごとに勉強会を実施。

■2021~2022年度

新型コロナウィルス感染症防止のため個別で勉強会を実施。

■2023~2024年度

急変時の対応について個別に勉強会を実施。

急変時指導の実際

急変時指導

ポスターの実際

ポスター