私たちは、女性本来の持っている『産む力』をもとに自然分娩を基本としています。
家族の皆さんで産婦さんをサポートできるように関わります。
経腟分娩の場合、立ち会いの方の制限はありません。ご希望があればどなたでも立ち会って頂けます。ただし、感染症の流行時には、院内の規制に従い、面会・立ち会い制限があります。また、体調不良の方はご遠慮願います。部屋の温度や明るさはご希望によって調整出来、写真やビデオの持ち込みも可能です。
帝王切開の場合、赤ちゃんは出生後、先に4階北病棟に戻り、問題なければ家族の方々と面会します。赤ちゃんを抱っこしたり、写真やビデオを撮ったりすることが出来ます。
妊娠中に気になったこと、感じたこと、また出産に関するご希望等を自由にお書きください。妊娠後期に里帰り出産をされる方は下記をご記入の上持参して頂けると幸いです。
生まれてすぐの赤ちゃんをお母さんの胸の上に裸のまま抱っこする早期母子接触(STS)を勧めています。トラブルなく過ごせるよう、赤ちゃんに酸素飽和度モニターをつけ、適宜スタッフが見守っています。胸の上で抱っこしたまま、初めての授乳も行います。当院では、帝王切開の場合も、赤ちゃんの状態が落ち着いていたら、手術室で短時間の早期母子接触(STS)を行っています。
入院時に必要な物品は次のものです。
ご希望の方はアメニティセット(分娩衣・衣類・タオル類・洗面用品等のレンタルサービス)をご利用いただけます(委託業者へのお支払いとなります)。
お産の主体はお母さんと赤ちゃんです。お母さんが頑張って集中して過ごせるようにサポートします。自分の力で出産し、『また産みたい!』と思えるお産をしませんか。
次のような症状がありましたら、電話でご連絡下さい。
①規則的な陣痛が始まったとき
初産婦さんは陣痛が10分間隔になったら、経産婦さんは陣痛が10~15分間隔になったらご連絡下さい。あくまで目安なので、家から病院の距離が遠い場合や、事前に医師や外来スタッフから連絡のタイミングを伝えられている場合は、早めにご連絡下さい。
②出血があったとき
おりものに血が混ざったものが拭いて付く程度であれば様子をみてもらい、サラサラとした出血が生理2日目くらい多くあるときや、血の塊が出たときは、すぐにご連絡下さい。
③破水したとき
パシャっと羊水が流れる感覚がするときもあれば、少しずつ羊水が流れ、いつの間にか下着が濡れていることもあります。尿漏れと間違われることもありますが、よく分からないときはご連絡下さい。
④胎動が少ないと感じたとき
お産が近づくにつれて赤ちゃんの動きは多少減ってきますが、全く動かないことはないので、いつもより胎動が減っていると感じたときはご連絡下さい。
■37週以降の方
■37週未満の方
当院では、前回帝王切開の場合や頭位以外の胎位(逆子等)の場合は基本的に帝王切開になります。
予定帝王切開の場合は、手術前日に入院となります。手術室には、病棟の助産師も一緒に入室します。
帝王切開時は麻酔科医師も立会い、硬膜外麻酔を使用して術後の傷の痛みに対応しています。