Introduction of Department
現在、喫煙習慣は「ニコチン依存症」という病気と考えられており、保険で治療ができます。
タバコに含まれるニコチンは、タバコを吸った数秒後には脳に達し、快楽物質であるドパミンを放出させ、タバコを吸う人間を虜にします。
一度、タバコの虜になると、なかなか手が切れない状況に陥ります。しかし、ご存知のようにタバコには有害物質が多く含まれており、癌を始め、循環器疾患や呼吸器疾患を起こす原因と言われています。
このタバコと縁を切りたいと決意された方の手助けをするのが、禁煙外来です。
保険適用でサポートを受けていくためには、以下の3点が必要です。
ニコチン依存症に関わるスクリーニングテストは コチラ(PDF形式) へ
当院の禁煙外来は、完全予約制です。心臓血管センターで予約が必要となります。平日の午後に電話:082-243-9191(代表)へ電話していただき、禁煙外来受診希望の旨を伝えて下さい。
外来診察日:火曜日(隔週) 11:00~15:00
医師と看護師による禁煙指導と貼り薬か飲み薬の治療になります。受診時期と内容は下記をご参照ください。
全費用は3割負担の方で12000円(貼り薬中心)~17000円(飲み薬中心)となります。10月1日から値上げしたタバコの金額を換算すると、1日1箱吸う方で1~1.5ヶ月分のタバコ代金で禁煙ができます。身体にも家計にも優しい外来治療です。
タバコは、タバコを吸う人の疾病による死亡率を引き上げるだけでなく、タバコを吸う人の側にいるタバコを吸っていない人の死亡率も引き上げます。これは、副流煙といって、タバコの先から出る煙が原因です。禁煙をして、自分の健康を守るだけでなく、大切なご家族の健康も守っていきましょう。