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最初に
当院薬剤部では、地域の皆様に必要とされ、安全にかつ適切な薬物療法が行われるよう専門的知識の習得と技術の向上に努めております。
薬剤部理念
「地域密着型の病院として、薬剤師の専門職能を通じ、地域の皆様に愛される病院薬剤師として、奉仕することを理念とする。」
薬剤部基本方針
- 全ての患者様に安全、安心な服用ができるよう医薬品の管理、情報提供の充実を図る
- 地域密着型の病院としての役割を果たし、患者様に必要とされるように努める
- チーム医療の一員として、高度な知識と技術を習得するように努める
薬剤部の業務
患者様により安心してお薬を内服していただけるよう、薬剤師一同、新しい情報を常時把握したうえで、他職種と協力し、業務を行っております。
また、患者様のお薬に関する御質問にはできる限り、誠意をもって対応し、気軽に声をかけていただけるような薬局であるよう努めております。
1. 調剤
2014年3月より電子カルテシステムと連動した自動調剤システム(薬袋発行機、全自動錠剤分包機、散剤分包)を導入し、調剤業務の効率化と精度の向上を図っています。主な業務は医師の処方箋に基づく調剤、注射剤の患者別セット、医薬品の購入と供給、麻薬・向精神薬・特定生物由来製品の管理業務などです。
調剤においては、監査時に医薬品の適正使用や用量用法に関して、少しでも疑わしい点がある場合は必ず医師に問い合わせをし、薬剤師として納得した上で患者様に薬をお渡しするよう徹底しています。また、在庫管理を行い無駄のない医薬品購入を目指しています。
2. 医薬品情報収集と管理
医薬品情報の収集と提供、医師・看護師など医療スタッフからの問い合わせへの対応、医薬品の採用に関する検討、院内における副作用情報の収集と厚生労働省への報告などの業務を行っています。
医薬品情報は医薬品の適正使用に不可欠なため、月に1回DI NEWSを発行しております
3. 服薬指導
全病棟の患者様に対し、医師から服薬指導依頼があった方を対象に服薬指導を行っています。医師、看護師、管理栄養士などスタッフと連携した病棟活動を行っています。入院患者様のお薬は1週間ごとに作成し、病棟で管理しやすいよう分包薬、散薬など配薬準備を行っています。また、外来患者様は院内処方箋を発行しているため、薬局窓口で一人一人に丁寧な服薬指導を行っています。
4. チーム医療への参加
医薬品安全管理委員会
医薬品安全管理責任者として、医薬品安全使用のための業務手順書の作成と業務の実施、職員に対する安全使用のための研修などを年2回行っています。また月1回、医療安全管理委員会に参加し薬剤師として医薬品の安全使用について他部門のスタッフと連携し具体策を検討しています。
院内で発生した医薬品に関するインシデント事例はリスクマネージメント部会で報告し再発防止策を検討、実施しています。
感染対策委員会
院内における抗菌薬、消毒薬の適正使用推進に取り組んでいます。また毎年、新入職者へ感染対策(消毒薬を中心に)の研修を実施しています。
院内における細菌検出状況、各病棟におけるMRSA感染者動向、広島県感染情報概要などの情報を各部署と共有し、院内感染のアウトブレイクが起こらないよう対策を行っています。
褥瘡対策委員会
院内で褥瘡がある患者様の薬剤使用状況や今後の治療プランなど他職種のスタッフと検討しています。薬剤師としては、適切な薬剤を提案するなど薬学的支援を行っています。
薬事審議会
月に1回、薬剤部が主体となって薬事審議会を開催しています。検討内容は患者様が安心して服用できるような薬の選択や後発品などの情報の集積を行い、院内採用薬の見直しや検討を主に行っています。その他にも、日常業務の問題点や効率化を検討するなど無駄のない業務となるよう他部門と話し合いを行っています。
学生見学実習の受け入れ
医学部、薬学部、看護部などの学生を対象に年2〜3回実施し、薬剤部の業務を紹介しています。
薬剤部内の風景
薬剤部は病院の1階にあります。