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診察担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午 前 | 小林 | 木森 (紹介のみ) |
木森 (紹介のみ) |
小林 | 小林 |
吉塚 | 吉塚 | 吉塚 | |||
午 後 |
※上肢(手、肘関節、肩関節)の診察は、原則火・水・金曜日に行っています。
スタッフ
生田 義和 : 広島手の外科・微小外科研究所 顧問
広島大学名誉教授、日本手外科学会名誉会員
木森 研治 : 部長 / 広島手の外科・微小外科研究所 所長
■専門分野
上肢(手、肘関節、肩関節)の外科、マイクロサージャリー(微小血管外科、末梢神経外科、組織移植)、 リウマチ外科、上肢(手、肘関節、肩関節)のリハビリテーション
■資格・その他
医学博士 / 日本整形外科学会専門医 / 日本手外科学会専門医 / 日本リウマチ学会専門医 / 日本リハビリテーション医学会専門医 / (財)日本体育協会公認スポーツドクター/ 日本手外科学会代議員 / 日本マイクロサージャリー学会評議員 / 国際マイクロサージャリー学会会員 / 広島ハンドクラブ世話人
小林 孝明 : 医長
■専門分野
膝関節外科、足の外科、整形外科一般
■資格・その他
医学博士 / 日本整形外科学会専門医 / (財)日本体育協会公認スポーツドクター / 日本医師会認定健康スポーツ医 / 日本職業災害医学会労災補償指導医 / 日本骨粗鬆症学会認定医
吉塚 将昭 : 医長
■専門分野
手・肘関節の外科
■資格・その他
医学博士 / 日本整形外科学会専門医 / 日本手外科学会専門医
佐々木 淳 : 手外科研修医
■資格・その他
日本整形外科学会専門医
診療内容
- 上肢(手、肘関節、肩関節)の外科
- マイクロサージャリー(顕微鏡を用いた微小血管外科、末梢神経外科、骨・関節・筋肉などの組織移植)
- リウマチ外科
- 膝・足関節外科
- 一般整形外科
- 透析整形外科
診療実績
過去5年間の年間平均手術症例数は500例で、このうち85%以上が手と肘関節の疾患。1997年10月の当科開設から昨年度までの20年間に施行した手、肘関節の手術症例数は約9100例。
過去5年間に手・肘関節の手術を行った2136例の内訳を表に示します。
■拡大鏡を用いた手の手術風景
特色
- 上肢の外科(手、肘関節、肩関節)のうち、特に手と手関節、肘関節の治療を専門としており、この領域の疾患すべてに対し高度な医療が提供可能。
- 微小外科(マイクロサージャリー)手技を導入して先天異常手の手術のほか、上肢の微細な血管や神経の修復・再建、切断された手指の再接着、失われた皮膚や骨・関節・筋肉・手指などの再建を行っており、いずれも高い成功率を獲得しています。
- 手関節部の骨折、TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷、肘関節の骨棘障害や関節内遊離体などには、関節鏡を用いた小切開による体への負担の少ない手術「最小侵襲外科手術」を積極的に行っています。
- リウマチ性疾患による複雑な手指変形の矯正、断裂した腱の修復や再建、高度に破壊された関節の形成術(人工関節置換を含む)なども実施可能です。
- 手や肘関節の治療で良好な機能回復を獲得するためには、手術はもとより一貫した指導の下でのリハビリテーションの実践が非常に重要です。当科では治療開始から終了時まで、担当医と作業療法士が協力して個々の患者さんにとっての最良のリハビリを提供できるよう努めています。また、早期の機能回復には可能な限り術後早期のリハビリが必要であり、当科ではこれを実践しています。
- 膝関節の手術は、変形性膝関節に対しては関節鏡下デブリドマン(関節の中を掃除する手術)や、高位脛骨骨切り術、人工膝関節置換術を、また膝のスポーツ障害には、関節鏡視下半月板切除術や縫合術、前十字靱帯再建術などを行っています。足の外科の手術は、外反母趾のほか関節鏡視下遊離体摘出術や外側靱帯再建術など実施可能です。
- 治療方針決定のために必要な特殊検査(CT、MRI、超音波エコー、血管造影、血流測定、神経伝導速度検査、筋電図など)は当院ですべて実施可能です。
- 手術に必要な麻酔のうち全身麻酔は4名の麻酔科医が乳幼児から高齢者まで対応しています。上肢の神経ブロック麻酔や局所麻酔は経験豊富な整形外科医が安全、確実をモットーに実施しています。
当科で取り扱う代表疾患
手の疾患
外傷(手指の骨折や脱臼、腱・血管・神経の損傷、手指切断)、手指の腱鞘炎、手根管症候群、加齢による手指の関節障害(変形性関節症)、デュピュイトラン拘縮、先天異常(母指多指症、母指欠損・形成不全、 合指症、屈指ほか)、リウマチによる手指変形、音楽家の手指の障害など
手関節の疾患
橈骨遠位端骨折とそれに伴う遺残変形、舟状骨骨折に代表される手根骨の骨折・脱臼骨折、三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷、手関節の靱帯損傷、外傷後や加齢による変形性関節症、リウマチ関節炎、キーンベック病、腱鞘炎など
肘関節の疾患
骨折や脱臼とそれに伴う遺残変形、外傷や加齢(変形性関節症)による関節運動制限、スポーツによる障害(靱帯損傷、離断性骨軟骨炎などの野球肘、骨棘による障害、関節鼠)、肘関節周辺での神経の圧迫障害(肘部管症候群ほか)、リウマチ関節炎、先天異常(橈尺骨癒合症、橈骨頭脱臼)など
肩の疾患
外傷(骨折、脱臼、腱板損傷、肩周囲の神経損傷)、透析肩
膝関節の疾患
変形性膝関節症、前十字靱帯損傷、半月板損傷、膝関節離断性骨軟骨炎、タナ障害、軟骨損傷、反復性膝蓋骨脱臼など
足関節の疾患
変形性足関節症、外反母趾、外側靱帯損傷、足関節遊離体、足関節離断性骨軟骨炎など
疾患について調べる
リハビリスタッフ
■理学療法士 |
高村 剛 | : | 主任 / 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 心臓リハビリテーション指導士 / 広島大学医学部臨床教授 |
田中 優 | : | 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 日本糖尿病療養指導士 / 中級障がい者スポーツ指導員 / ひろしま肝疾患コーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級 |
満元 優香 | : | 理学療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 |
小川 洋一 | : | 理学療法士 / 介護福祉士 / 心臓リハビリテーション指導士 / ひろしま肝疾患コーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級 |
須賀 真希 | : | 理学療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 |
後藤 慎平 | : | 理学療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 |
杉山 優河 | : | 理学療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 |
麻生 萌乃 | : | 理学療法士 |
島ア つむぎ | : | 理学療法士 |
水上 健太 | : | 理学療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 |
■作業療法士 |
吉廻 邦彦 | : | 副主任 / 作業療法士 / 手外科療法士 / 福祉住環境コーディネーター2級 / 広島大学医学部臨床教授 |
落合 和也 | : | 作業療法士 / 手外科療法士 |
岩本 慎吾 | : | 作業療法士 / 介護福祉士 |
宮本 賢吾 | : | 作業療法士 |
堀之内 峻之 | : | 作業療法士 |
土谷総合病院 リハビリテーション室
■理学療法室の全景
■心臓リハビリテーション
心疾患治療後早期の自転車エルゴメータによる持久力運動
■作業療法室の全景
■作業療法士とマンツーマンで行う変形性肘関節の術後リハビリ
■作業療法士による術後の手指のリハビリと機能回復状況の確認
■外傷後の手指の拘縮に対するダイナミックスプリント治療
■手の腫脹に対する専用機器を用いたマッサージ治療
■毎朝行われる整形外科医師・理学療法士・作業療法士合同のカンファレンス
アドバイス
手や手関節、肘関節は構造が繊細かつ複雑で非常に高度な機能を有しており、診断と治療には専門的な知識は勿論、豊富な経験と洗練された技術が必須となります。
手や肘関節に何か問題があれば、些細なことでも受診をお勧めします。
施設認定
日本整形外科学会認定研修施設
日本手外科学会認定基幹研修施設