いま求められている医療の最高レベルを目指すとともに、明日の医療のあり方 に機能しよう/医療法人あかね会

望月 高明　：　顧問

山田 和紀　：　主任部長

古川 智邦　：　部長

望月 慎吾　：　医長

平岡 俊文　：　医長

呉　晟名　：　医師

循環器内科や小児循環器科との緊密な連携のもとに、安全・的確・確実を心がけて手術を行っています。また、当科スタッフが24時間常駐しており、休日・夜間を問わず緊急症例に速やかに対応できる体制をとっています。

当科では新生児から高齢者までの心臓及び血管の手術を専門にしており、以下のような疾患を主に取り扱っています。

１）虚血性心疾患

狭心症・心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術や心室中隔穿孔等の心筋梗塞合併症手術

• 冠動脈バイパス術　―心臓を止めずに動いたまま新しい血管を作る！―

２）心臓弁膜症

弁膜の狭窄あるいは閉鎖不全症に対する弁置換術・弁形成術

• 心臓弁膜症に対する人工弁を使用しない弁形成手術　―自分の弁を残して、抗血栓剤（抗血小板剤・抗凝固剤）を飲まなくて済む！―
• 心臓弁膜症手術に対する小切開手術　―小さな傷で社会復帰も速やかに！―
• 経カテーテル的大動脈弁置換術　―胸を切らずに治す！―

３）大動脈疾患

胸部や腹部の真性大動脈瘤・解離性大動脈瘤に対する人工血管置換術、ステンドグラフト挿入術

• 大動脈ステントグラフト治療のお話　―動脈瘤って何？ Q and A―
• 胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療　―胸を切らずに大動脈瘤を治す！−
• 腹部大動脈瘤の治療

４）先天性心疾患

心房中隔欠損症・心室中隔欠損症をはじめ、単心室ほか複雑心奇形等、先天性心疾患全般に対する手術

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５）末梢動脈疾患

閉塞性動脈硬化症に対する血行再建術。急性動脈閉塞に対する血栓除去術

• 下肢閉塞性動脈硬化症

６）その他

下肢静脈瘤手術、ペースメーカー植込術など

当科では毎年約300〜400例の手術を行い、200〜300例の心臓胸部大動脈手術を行っております。内訳は先天性心疾患手術2割、冠動脈バイパス術1割・弁膜症手術3割・胸部大血管手術2割・腹部大動脈瘤１割・閉塞性動脈硬化症１割です。

当院に通院・入院される患者様には、血液透析をされている方も多く、透析患者様に対する心臓血管手術は当科手術の約１割を占めています。

また、腹部・胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療やオフポンプ冠動脈バイパス術（体外循環を用いない心拍動下バイパス術）も行っており、より低侵襲な治療を心がけています。

僧帽弁閉鎖不全症・大動脈弁閉鎖不全症などに対しては弁形成術を積極的に行っています。

小児先天性心疾患手術や弁膜症では、比較的単純な疾患を対象として美容面を考慮した小切開手術も行っています。

総手術数

手術数の詳細

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